雪駄 SETTA は、現在準備中です。
11年間ほぼ毎日着物を着て雪駄(せった)を履き続けている熊谷の着物屋店主が履いて選んだ雪駄のセレクトSHOPです。履き心地や耐久性や実用性などをコスト面と照らし合わせおすすめ出来る雪駄を販売しています。
地元埼玉の老舗履物問屋さんのご協力により各種用途に合わせた豊富なバリエーションの雪駄をご用意しております。どうぞごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。
■雪駄とは
雪駄とは水気が湿り通らないよう考案された草履の裏底に革をはった和装履物です。江戸時代以前より日本人に親しまれてきた 雪駄でが、いったいどのような履物でどのような種類があるのでしょうか?もっとも普及している雪駄は表が畳や、パナマ、藤などのような材質で、裏底が合成樹皮などのタイプです。鼻緒は一般的に藍染が多くさまざまな柄があります。
■雪駄の歴史
雪駄の生まれた背景には諸説ありますが、面白い説として、天下人の豊臣秀吉の配下で茶人の千利休が考案したというの話があります。雪や雨の茶席の場で草履では水が浸るのを嫌い裏に皮をつけたのが始まりとされています。
ただこのころよりすでに雪駄を意味するせちだ草履という言葉が俳諧の世界で使われていることからそれより以前にあったとも考えられています。
元禄時代(1688年~1703年)には大量生産されるようになり、井原西鶴などの作品にも登場するようになっている。
■雪駄の種類
今もある関西風おぞうにと関東風おぞうにがあるように、江戸時代から雪駄は上方(関西風)の下り雪駄と下方(関東風)の地雪駄があり、下り雪駄と言う言葉はこのあとも長く利用されます。現在ではその言葉もなくなり、種類としては足裏の材質と表の材質により様々な組み合わせで作られています。